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乳房固定術

人工物再建における乳房固定術

乳房の重心が下がっている(下垂乳房)場合に、乳房のボリュームを変えずに、乳頭乳輪の位置を頭側に移動させ、かつ乳房の形態も円形に近づくように形態を整えます。切開線は乳輪周囲と乳輪から乳房下溝への縦方向に入ります。通常の固定術を行うと乳房が四角い形態になることがあるのですが、私が治療概念として重視している点は、全体のボリュームがちょうど中心に集まるような工夫を行なうことが重要と考えており、結果として綺麗な丸い形に形成することによって再建側とのバランスを合わせやすくすることが重要であると言えます。

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自家組織再建における乳房固定術

乳房の吊り上げ手術や縮小手術はかなり高度な専門性の高い治療のため、乳房再建を日常的に行なっている施設であっても通常は行うことが難しい治療になります。当院では、乳房の美容外科治療において縮小手術や乳房の吊り上げ手術は最も頻度の高い治療の一つになっており、これらの技術を再建にもうまく応用してバランス・完成度の高い治療を目指しています。再建を他院で行われる予定の患者様でも、健側の吊り上げ術や縮小手術のみを当院で行うことが可能ですが、その場合は、担当主治医(形成外科)からの紹介状が必要になります。

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